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牽引療法

 人間の脊椎は頸椎から尾骨まで33個の骨が重なって出来ています。その中を脊髄が通り、さらにその脊髄から多数の末梢神経が、骨と骨の間を通って出ています。
 この骨は、年齢や労働、外傷のために変形したり(脊椎症)、骨と骨の間にある椎間板が飛び出したり(椎間板ヘルニア)してきます。この変形した骨や椎間板が脊髄や末梢神経に当たるようになると、身体の一部に強い痛みや痺れ、運動麻痺などが起こってきます。この変化は、頸椎と腰椎が最も起こりやすい場所です。
 牽引療法の目的は、頸椎や腰椎を引っ張ることにより、骨同士の圧迫を軽減したり、ズレを矯正することです。

牽引療法について
効 果
・椎間関節周囲軟部組織の伸張
・椎間板、椎間関節の軽度の変形、変位の矯正
・椎間関節の離開、免荷
・椎間孔の拡大化
・攣縮筋の弛緩
種 類
? 連続性、動力源、体位、牽引方向により、各分類あり。
牽引の連続性による分類
・持続牽引:数時間以上牽引を持続するもので牽引力は比較的小さく、主として入院患者に対し病室で行います。
・間歇牽引:秒単位での牽引と休止を交互に行います。電動牽引機での一般的な使い方です。

禁 忌

 悪性腫瘍、脊椎カリエス、化膿性脊椎炎、強直性脊椎炎、骨軟化症、外傷に由来する症状のうちの急性期、全身の感染症・重篤な心臓疾患および肺疾患、脊椎分離症・すべり症、高齢者で著名な骨粗鬆症・重篤な慢性関節リウマチ、妊娠など


頸椎牽引について

 首の牽引(伸張作用)と休止(弛緩作用)を繰り返すことで、筋肉や筋膜由来の痛みや頚椎症性変化によって引き起こされる痛みやシビレを緩和させる治療法。筋肉や筋膜由来の痛みは、頚椎牽引のストレッチ効果により頚部の筋肉や筋膜、靭帯の緊張が器具を使い取り除かれ痛みが緩和されます。




牽引力と時間
目安として体重の 1/10〜1/5の範囲 垂直持続牽引の場合、2〜4kgから初めて8kgを限度とし増量していきます。垂直間歇牽引の場合は、7〜10kgから初めて、15〜20kgを限度として増量していきます。頚椎牽引治療時間は、10〜30分ですが、椎間の離開からみると、臨床的には 15分以上の牽引時間が必要です。

牽引角度
 牽引角度によって、牽引力の最も加わりやすい部位が異なり角度が増すにつれて上位より下位に作用力が移行していきます。 ・上位頚椎:0〜15°・中位頚椎:15〜30° ・下位頚椎:30〜45°

腰椎牽引について

腰椎牽引療法は腰の牽引と休止を繰り返すことにより腰部の筋肉や筋膜由来による痛みや腰椎症性変化によって起こる痛み、痺れを緩和する治療法です。



牽引力
 腰椎における牽引力は、目安として体重の1/5〜1/2の範囲といわれています。 間歇牽引の場合、体重の1/4〜1/5(10〜20kg)から最初の数回は始めて、2週間ぐらいかけて体重の 1/3〜1/2程度まで徐々に増量していきます。 牽引力は腰椎前彎が減少、さらに後彎し、骨盤後傾がうまく出来て患者が快適と感じる程 度が最もよいといわれています。

時間
腰椎牽引治療時間は、10〜20分。最初の数回は10分くらいから始めて15〜20分と漸増して行います。始めは週2、3回以上行い症状の改善するに従い2〜1回と減少していきます。


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