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トップページ > 健康運動指導 > 久留米工業大学 全九州大学バスケットボールリーグ戦帯同報告

第15回全九州バスケットボールリーグ戦(1部リーグ)帯同報告

「どのくらいで復帰できますか? 9月に大事な試合があるんですけど・・・。」

「手術をしてそれからリハビリ、どんなに急いでも競技に戻るには4ヶ月以上かかります。
筋力の回復次第では試合に間に合わない可能性も・・・。」

 久留米工業大学(以下:久工大)バスケット部の嶋田さんが当院を訪れたのは今年4月のことでした。
「手術をして、なにがなんでも9月の試合に間に合わせます。」

 膝の前十字靭帯損傷は、バスケットプレイヤーに多発し、競技復帰するためには手術が必要なことがほとんどです。
術後のリハビリはゆっくりとした筋トレや機械を使った膝の曲げ伸ばしなど地味なトレーニングが多く根気が必要です。
「みんなとまたバスケットができるなら、きついとか言っていられないです!」と、その日から嶋田さんの九州大会に向けたリハビリが始まりました。

 術後4ヶ月経過し、九州大会まであと1ヶ月と迫っていましたが彼女本来のプレーにはほど遠く、リハビリ室だけでのトレーニングでは限界を感じていた頃です。
「実際にバスケットをする体育館でトレーニングをやらせてほしいのですが…。久工大の体育館に行かせてください!」
「行くなら許可をもらって行け。どうせ行くなら理学療法士としてチームのサポートを」と当院の健康運動指導士の佐々木さんより助言をもらい、また、以前から久工大バスケット部の選手達がケガをすると当院を受診してくれていたということもあって、チームのメディカルスタッフとして関わらせていただくことを中島監督、江本院長に正式に承諾してもらいました。

 それからは週に何度か体育館へ足を運び、嶋田さんだけでなくチーム全体のコンディショニングや障害予防トレーニングを定期的に行なっていくこととなりました。

  気迫あるプレーが印象的な久保田さん、3Pシューターの塩賀さん、大声でチームを鼓舞する永山さんなど、個性あふれる選手が多く、その女性独特の勢いに圧倒される場面もありましたが、徐々にチームにも慣れ、今回の鹿児島・北九州で行われた全九州大学リーグ戦へ帯同することとなりました。

9月12〜15日:鹿児島帯同(vs鹿屋体育大学 vs 西南女学院大学 vs福岡大学)

9月12日(初日)
 5時間かけて鹿児島へ。宿舎にて最終調整を行いました。

9月13日(2日目)
 試合開始直前に中島監督よりスタメンの発表が行われ、メンバーの中に今日までリハビリをやってきた嶋田さんの名前が入っていました。正直不安もありましたが、とにかくがんばってくれとの思いでいっぱいでした。理学療法士として、自分が関わった選手が目の前で復帰していく様を見るのは本当に感激する瞬間です。

 初戦の相手は鹿屋体育大学。前半に2年生の岡さんが負傷し途中退場する場面もありましたが、前半を40対30で折り返しました。後半に入ると鹿屋体育大学の怒濤の追い上げ。最終スコアは56対69と初戦は惜しくも黒星スタートとなりました。


9月14日(3日目)
 2戦目は西南女学院大学。前半を41対32とリード。後半に入り自分たちの持ち味であるディフェンスからの早い速攻が出せず、逆に西南の3Pシュートが徐々にあたりだし、最終スコアは65対74と痛い2連敗。

9月15日(4日目)
 鹿屋での最終戦の相手は福岡大学。これ以上負ける訳はいかない久工大だったが、序盤、相手の勢いをなかなか止めることができずに苦しい時間が続きました。後半、中島監督の激も飛び徐々にオフェンスが機能し始め、気迫のこもったシュートが次々とリングへ。終わってみれば80対74と今大会はじめての白星をチーム全員で勝ち取る結果となりました。

10月4、5日:北九州帯同(vs福岡教育大学 vs九州共立大学)


  初日の相手は福岡教育大学。この試合に負けると決勝リーグへの進むことが厳しくなる大事な一戦。しかし終わってみれば63対49と自分達のバスケットが出来ずに敗れてしまいました。翌日の九州共立大学との予選リーグ最後の試合は、後半の追い上げも虚しく69対61とあと一歩及ばず、結果として6チーム中5位の成績で決勝リーグに進むことが出来ない結果でした。

 今回のくやしい敗戦を選手1人1人が受けとめ、来年こそはインカレに出場し雪辱をはらしてもらいたいものです。また残された後輩達は引退していく4年生に負けない熱い想いで今後もバスケットに取り組んでほしいと願っています。

残念ながら今大会中に1名のけが人が出てしまいましたが、彼女を復帰させることはもちろん、微力ではありますが今後もチーム全体の障害を減らしていくことに務めていきたいと思います。


  帯同期間中に、ある選手から「人の身体をストレッチしたり、テーピングしたり何が楽しいんですか?」と聞かれました。

 確かに私たちの仕事は常に裏方でスポットがあたることは少なく、根気のいる地味な仕事です。ですが自分たちの関わった選手達がケガやトレーニングを乗り越えて堂々とプレーしている姿は、見ているだけでも胸から熱く込み上げてくるものがあります。きついことや責任というプレッシャーも多々ありますが、熱い想いが強い選手やチームをサポートすることははっきり言って楽しいものです。今後も彼女達と同じ目標に向かって、一緒に熱い想いができるよう全力でサポートして行くのでよろしくお願いします。

 来年はインカレにいくぞ!

 最後になりましたが、このような機会を与えてくださった中島監督、選手のみんな、院長、留守中迷惑をかけました当院スタッフ、支えてくださった皆様に心より感謝を申し上げます。

 そして今後も久工大バスケット部の応援をよろしくお願いします!


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